76歳でも現役バリバリ!たかの友梨に学ぶアンチエイジングの本質と生き方

「年齢のせいで、もう仕方ない……」。そう思ったことが、一度はあるのではないでしょうか。私は美容担当編集者として15年、そしてフリーランスライターとしてさらに10年ほど、美容とエイジングをテーマに取材を続けてきました。田中美智子と申します。40代に入った頃から自分自身もアンチエイジングを強く意識するようになり、多くの専門家や、美しく年齢を重ねる女性たちにお話を聞いてきました。

その中で、いつも私の頭をよぎるのが「たかの友梨」という存在です。1948年生まれ、現在77歳(2026年2月時点)。2026年1月に開催された「第32回たかの友梨エステティックシンデレラ大会2026」に出席した際には、「私は125歳まで長生きします」と宣言したと報じられました。笑い話のようでいて、そのパワーに圧倒されてしまったのは私だけではないはずです。

この記事では、たかの友梨さんの生き方・美容哲学・ビジネスへの情熱を掘り下げながら、私たちが日々の暮らしに取り入れられるアンチエイジングのヒントを探っていきます。単なる「美容テクニック」ではなく、人生そのものを輝かせる「本質」に迫りたいと思います。

たかの友梨とは何者か——その半生を振り返る

苦境の中から生まれた、美への情熱

たかの友梨さんは1948年1月22日、新潟県南魚沼郡湯沢町に生まれました。決して恵まれた環境ではなかったといわれていますが、その逆境が彼女の原動力になっていきます。定時制高校を卒業後、美容師免許を取得。その後、外資系化粧品会社の美容部員として働きながら美を探求し続けました。

1972年、エステティックを学ぶため単身渡仏。8ヶ月間の修行を経て帰国後、たかの友梨ビューティクリニックを設立します。当時、日本でエステティックは「一部の富裕層のもの」という時代でした。そこに飛び込み、「すべての女性に美と癒しを届けたい」という熱い思いで道を切り開いていったのです。

創業以来、50年近く走り続けてきたパイオニア

現在のたかの友梨さんのプロフィールは実に多彩です。たかの友梨ビューティクリニック代表・美容家として全国に直営店を展開するかたわら、一般社団法人エステティックセラピスト協会会長、ビューティ&ウエルネス専門職大学の客員教授、さらに児童養護施設「鐘の鳴る丘 少年の家」等の後援会長として社会貢献活動にも尽力しています。

受賞歴も華々しく、2017年にIPSN(国際職業標準機構)栄誉賞、2019年と2025年に日本国天皇より紺綬褒章を2度受章、2023年には第9回プラチナエイジスト賞(ビューティ部門)を受賞するなど、業界の発展に長年にわたり貢献し続けてきた功績が高く評価されています。

世界から学んだ、本物の美容技術

たかの友梨さんの強みのひとつが、世界中の美容技術を貪欲に取り込んできた点です。スイスの先端エイジング美容、インドの伝統療法「アーユルヴェーダ」理論、ハワイのロミロミ技術など、世界各地の技術をエステに導入してきました。その探究心は、70代になった今も衰えることなく続いています。

77歳でも輝き続ける秘訣——たかの友梨の美容哲学

「エステは特別なものではなく、生活の一部」

たかの友梨さんが一貫して訴えてきたのは、エステティックを「日常のメンテナンス」として捉えるという考え方です。高齢化が進む中、エステティックは若い人だけのものではなく、むしろ高齢者の方々にとって身近な存在として関わっていけたら、と彼女は願っています。決して特別なものではなく、日々の生活においてのオルタナティブメディスン(代替医療)の一環として、エステティックを生活の一部に取り入れることで、本当に健康で美しく歳を重ねていけると説いています。

この姿勢は、私が長年美容業界を取材してきた中でも、非常に本質的な視点だと感じています。「特別な日のご褒美」としてではなく、歯磨きや入浴と同じように美容をルーティン化する——そこにアンチエイジングの土台があるのです。

身体から整える「黄金5法則」

たかの友梨ビューティクリニックが提唱するダイエット・健康メソッドが「黄金5法則」です。シンデレラ大会参加者が3ヶ月で10キロ以上の減量に成功するなど、実績に裏付けられた手法として知られています。

法則内容
①グラフ化体重日記1日4回体重を測定・グラフ化し、減量のコツをつかむ
②11品目のバランス食体に必要な11種類の食材を1日3食、毎食バランス良く摂取する
③一口30回咀嚼法よく噛むことで少量でも満腹感を得られ、食べ過ぎを防ぐ
④エステ体操消費カロリーを増やし、効率よく代謝をアップする有酸素運動
⑤エステティックトリートメントエステティシャンと二人三脚で施術を継続し、モチベーションを維持する

一口30回咀嚼法では、噛み終えたら○印をつけていく記録法を採用。食べる前に自分が空腹かどうかを確認し、食後の満腹度もチェックすることで、食べすぎを防ぎながら少量でも満足感を得られるよう習慣づけていきます。

これらは決して特別なダイエット法ではなく、あくまでも「正しい生活習慣の積み重ね」です。アンチエイジングの本質もまた、ここにあると私は感じています。

「自然に任せる」という達観した美意識

2026年1月に開催されたシンデレラ大会でのたかの友梨さんの発言が、非常に印象的でした。自身の健康について問われた際、「私は77歳。どうせ食べられなくなるから、自然に任せている」と語ったというのです。続けて「私は125歳まで長生きします」という宣言をしたことも話題になりました。

「自然に任せる」と「125歳まで生きる」——一見矛盾するようでいて、これこそがたかの友梨さんのアンチエイジング哲学の核心のように思います。無理に抗うのではなく、自分の状態を受け入れながら、しかし人生への意欲は絶やさない。この達観と情熱の両立が、77歳の現役を支えているのではないでしょうか。

たかの友梨のアンチエイジングを支える「3つの柱」

第1の柱:継続するエステティックケア

たかの友梨さん自身、長年エステティックを継続してきたからこそ、今このようにイキイキとした毎日を送ることができていると実感しているといいます。まさに「継続は力なり」を体現する生き方です。

エステの効果は1回だけでは実感しにくいものです。継続的なトリートメントを通じて、肌のハリや弾力、ボディラインを丁寧に整え続けることが、年齢を重ねてもイキイキとした外見を保つ鍵になります。

第2の柱:仕事への情熱と社会とのつながり

たかの友梨さんの若さの秘訣として見落とせないのが、仕事への飽くなき情熱です。たかの友梨ビューティクリニックが掲げる経営理念は「愛といたわりの精神」。この理念は、自分の名前にかけて責任を持ってお客様をケアし続けるという彼女の揺るぎない覚悟の表れです。

医学的な観点からも、「社会とのつながり」や「目的意識を持って働き続けること」は、認知機能の維持や精神的健康に大きく寄与することが知られています。たかの友梨さんが77歳になっても現役であり続けることが、結果的に最大のアンチエイジングになっているとも言えるでしょう。

第3の柱:女性の自立を信じる揺るぎない思想

たかの友梨さんの生き方を支えているのは、明確な思想でもあります。名言として伝えられているものに、次のような言葉があります。

  • 「一生働ける技術を身につけることは、女性が自立していく上でとても大切なこと」
  • 「働く事を嫌がる人は、幸せにはなれない」
  • 「私が、成功してからも変な足の引っ張り方をされなかったのは、ウソをついてこなかったからだと思っています」

この「働くこと=生きること」という信念が、彼女を年齢に関係なく前に進ませているのです。内面から湧き出るエネルギーこそが、最も強力なアンチエイジングであることを、彼女の人生が証明しています。

アンチエイジングの科学——美しく年齢を重ねるために大切なこと

睡眠が肌を再生する

アンチエイジングの科学的観点から欠かせないのが、質の高い睡眠です。入眠後3時間に分泌されるといわれる成長ホルモンは、新陳代謝を促し、日中に浴びた紫外線や外気などのダメージを修復してくれます。また、睡眠ホルモンといわれるメラトニンには強力な抗酸化力があり、その効果はビタミンCやビタミンE以上ともいわれています。

どんな高価なスキンケアアイテムも、睡眠不足の前では力を発揮しません。まず「眠れる身体と環境をつくること」がアンチエイジングの土台です。

スキンケアの継続と正しいケア

たかの友梨さんのコスメブランド「エステファクト」は、97種もの美容成分を配合したオールインワンジェルなどが高い支持を集めています。しかし重要なのは「何を使うか」以上に「毎日続けるか」です。肌のターンオーバーは年齢とともに遅くなりますが、だからこそコツコツとした保湿・紫外線対策・栄養補給が重要になります。

シンプルなケアを毎日続けること——これがたかの友梨さんの美容哲学とも一致しています。

食事と運動:内側から整える

アンチエイジングは「外側のケア」だけでは完結しません。健康のためには植物油の必須脂肪酸が必要で、1日小さじ1〜2杯は必ず摂ることが推奨されています。また、「エステ体操」に代表されるような適度な有酸素運動を日常に取り入れることで、代謝を維持し、筋肉量の低下を防ぐことができます。

以下は、日々の生活に取り入れやすいアンチエイジング習慣のポイントです。

  • 1日3食、11品目の食材をバランス良く摂る
  • 植物性のオイルを適量摂取し、細胞の酸化を防ぐ
  • よく噛んで食べ、消化を助け、過食を防ぐ
  • ウォーキングなどの有酸素運動を週に複数回取り入れる
  • 入眠3時間前には食事を済ませ、質の良い睡眠を確保する
  • 日焼け止めを毎日使用し、紫外線ダメージを防ぐ

「たかの友梨」という生き方が教えてくれること

年齢を「言い訳」にしない覚悟

「もう年だから」「50代だから無理」——私自身も、無意識にこうした言葉を口にしてきたことがあります。しかしたかの友梨さんの生き様は、そのような思い込みを静かに、しかし力強く覆してくれます。

77歳でメディアに出続け、新しい美容技術を研究し、大会を主催し、社会貢献活動を行い、「125歳まで生きる」と宣言する。これは決してパフォーマンスではなく、彼女の人生哲学そのものです。

美しさは「外見」ではなく「生き様」にある

たかの友梨さんの存在が私たちに教えてくれる最も大切なことは、美しさとは年齢に関係なく磨き続けられるものだということです。スキンケアや食事習慣はもちろん大切ですが、それ以上に「今日も前を向いて生きること」「自分の仕事や使命に誠実であること」「誰かの役に立ちたいと思い続けること」——こうした内面の姿勢こそが、外見の輝きとなって表れてくるのです。

美容家として世界中の技術を学び続け、エステティシャンを育て、そして何十年にもわたってお客様の美と健康を支えてきたたかの友梨さん。その生き方には、アンチエイジングの「本質」が凝縮されています。

たかの友梨で働くということ——美に携わるキャリアの魅力

たかの友梨さんが長年大切にしてきたのが、次世代のエステティシャンの育成です。たかの友梨ビューティクリニックの経営理念は「愛といたわりの精神」。エステ技術を通して人々の美と癒しに役立ち、幸せを届けるという大きな目標のもと、一人ひとりが高度な技術に加えて愛といたわりの心を持ち、お客様に深いやすらぎを提供する「真のエステティシャン」になることをめざしています。

美容という仕事を通じて人の人生に寄り添いたいと考える方には、たかの友梨ビューティクリニックの社員として働くことが、美のプロフェッショナルへの第一歩となるでしょう。たかの友梨直伝の技術と「愛といたわりの精神」を軸に、一生涯の仕事としてのキャリアを歩むことができます。

まとめ

たかの友梨さんの生き方を通じて見えてくるアンチエイジングの本質は、次の3点に集約されます。

  • 美容を「特別なご褒美」ではなく「日常のメンテナンス」として継続する
  • 食事・睡眠・運動という生活習慣の土台を整え、内側から身体を整える
  • 仕事や使命への情熱を持ち続け、社会とつながり「生きがい」を見つける

スキンケアアイテムや最新の美容法も大切ですが、77歳でなお圧倒的な存在感を放つたかの友梨さんが教えてくれるのは、「美しく生きることは、よく生きることだ」ということです。

年齢を言い訳にせず、今日からできることを一つひとつ積み重ねていきましょう。あなたの「アンチエイジングの本質」は、きっともうすぐそこにあります。

最終更新日 2026年2月20日 by fricas